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再診受付午前8時30分〜11時00分
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新型コロナの対応について取り組みと書籍のご案内

✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 これまでの大まかな経過 ✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 

2020年3月23日から結核病棟を新型コロナウィルス感染症対応病棟としました。

2020年5月1日から新型コロナウィルス感染症中等症患者の専門病院となりました。

現在(令和4年3月末時点)では、約2,000名の新型コロナウィルス感染症患者さんを治療しております。

 

✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 受け入れ対策 ✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 

専門病院に指定されてからは、感染対策を行うために院内を下記とおりゾーニングしています。

陽性(レッド)ゾーン 前室(イエロー)ゾーン 清潔(グリーン)ゾーン
患者さんの過ごす場所 スタッフがガウン等の個人防護具(PPE)を脱衣をする場所 個人防護具(PPE)を装着する場所、スタッフの過ごす場所

表示入りの扉でゾーンを遮断

 

 

非清潔区域から清潔区域に戻るルートに、個人防護具(PPE)の脱衣を行う前室(イエロー)ゾーンを設けることが重要

当院ではオープンだった構造を、上部までガラスで覆う形に変更

 

 患者さんの入院経路や退院経路、検査室への移動経路を掲示し、他者との接触をしないように、職員の動線をマニュアルにしました。

 

✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 感染防止対策 ✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 

職員への研修として下記を行いました。

  • 個人防護具の着脱方法(脱衣の際はウィルス曝露の可能性があるので、特に注意が必要です!)
  • 手指衛生の徹底
  • 医療で使用する物品や、患者さんの使用する物品等の保管場所や消毒方法
  • 医療物品等の廃棄

職員が研修内容をいつでも再確認できるように、院内の電子カルテ端末から参照できるようにしました。

 

✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 職員の健康管理 ✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。

 体調不良(発熱、咳、呼吸困難感、全身倦怠感、咽頭通、鼻汁・鼻閉、嘔気・嘔吐 etc)の症状がある場合には所属責任者へ報告し、勤務の調整を行っております。

必要時には、医師の診療も受けてもらい、基準に沿って就業を制限しております。

 

✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 お礼 ✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。

多くの励ましの手紙や、支援物資をいただき、みなさまのお心遣いに感謝申し上げます。

十三市民病院の患者さん、職員の感染対策に親身になってご指導いただいた、大阪市立大学臨床感染制御学の掛屋弘教授と医局員の先生方には、心より感謝申し上げます。

新型コロナウィルス感染症が早く収束することを願い、十三市民病院の職員がチームとして患者さんのご支援をさせていただきます。

 

✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。 書籍のご案内 ✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。

 新型コロナウイルス感染症[COVID-19]対応BOOK

出版社 :  照林社  初版2020年7月

著者について
監修:大阪市立十三市民病院 COVID-19 対策委員会
 編著:西口幸雄 大阪市立十三市民病院 病院長
    白石 訓 大阪市立十三市民病院呼吸器内科 部長 
    山本紀子 大阪市立十三市民病院医療安全管理部 感染管理認定看護師

 

 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)については、いろいろな施設での取り組みや厚生労働省の指針などを頼りにして、自分たちでマニュアルを作成し、それを規範にして患者さんを治療してきました。マニュアルは毎週のように改定しております。手探りでやっている部分も多いです。多くの施設も同じように、試行錯誤しながら治療・ケアをされていることと思います。

十三市民病院における各種対策が、他の施設でお役に立てればと考え、当院のマニュアルをもとに、対応の基本をまとめたものです。この「手引き」は現時点で私たちが規範にしているものですが、将来間違いがわかる可能性もあります。もっとよい方法があるかもしれません。それでも、これから手探りで対応を始められる施設の、少しでも道しるべになれば、望外の喜びです。

 

 

 新型コロナウイルス感染症 もっと 対応BOOK

出版社 :  照林社  初版2020年12月

著者について
監修:西口幸雄 大阪市立十三市民病院 病院長(現:大阪市立総合医療センター 病院長)
 編著:白石 訓 大阪市立十三市民病院呼吸器内科 部長 
    森坂 佳代子 大阪市立十三市民病院 看護部長

 

 2020年7月に「十三市民病院が作った新型コロナウイルス感染症[COVID-19]対応BOOK」を出版しました。院内感染を防ぐ方法をまとめたマニュアルです。非常に好評でいろいろなところから問い合わせがありました。
発売と同時に「実際の症例はどんな経過で良くなっていくのか?」「どんな経過で悪くなるのか?」「重症になっていく状況をいち早くつかむコツは?」「治療・ケアの具体策を示してほしい」など言われました。
1冊目の本は主に感染症対策を中心に、2冊目の今回は入院から退院までの治療・ケアの流れや症例、COVID-19の基礎知識など書いています。この2冊を読めばCOVID-19軽症・中等症の診察、看護に対応できると思います。

 

 

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