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先輩看護職員の紹介

大阪市民病院機構では、さまざまなキャリアを持つ看護職員が働いています。
このページではたくさんの職員の中から「新人看護師・助産師」「ママさん看護師」「専門看護師」「認定看護師」「特定行為看護師」のご紹介をします。

 

新人看護師(入職2年目)
所属:総合医療センター 桜7病棟

Q.看護師をめざしたきっかけを教えてください

A.私が看護師を目指したきっかけは周囲の人から提案されたことがきっかけでした。私自身もともと子どもが好きで保育士に憧れをもっていましたが、私の性格などから看護師を勧められ、高校から看護進学コースに進み、初めて看護に触れ、看護師という立場で苦しんでいる子どもたちに何かできることはないかと考え、小児科の看護師を目指しました。

Q.現在の仕事内容と、そのやりがいについて教えてください

A.私は、現在小児血液腫瘍科、小児神経内科がメインの病棟に所属しています。病棟の特徴として、0~3歳の乳幼児が多く、化学療法(抗がん剤治療)や薬剤にて発作のコントロールを行っていることが多いです。その治療の中で薬の副作用で苦しんでいる子どもたちが、しんどい中でもできるだけ子どもらしい生活を送れるように苦痛の軽減や症状の観察などを行っています。ケアの中でも子どもたちがただしんどいものと考えてしまわないように少しでも楽しくできるように、常に心がけてケアをしていますがその際に子どもたちがうれしそうな笑顔をみせてくれたときは特にやりがいを感じます。

Q.当院で働く魅力について教えてください

A.当院は新人研修が充実していて、小児科や重症病棟で初めから働いても病棟ではなかなか看護師が実施できないような採血やルートキープなどの技術フォローもしっかりできるため、技術のことを心配せずに自分の希望する科で初めから働けるところだと思います。また、研修の中にはフォローアップ研修というものがあり、普段のきっちりとした研修とは雰囲気が違っており、同期と楽しくそれぞれの状況を報告しあったり、今抱えている悩みなどを話してリラックスして参加できる研修があり、自分の看護師としての成長を感じられる場があることも当院の魅力であると感じています。

Q.今後の目標を教えてください

A.これまでの1年間は日々の業務をこなすことで頭がいっぱいになってしまっていましたが、独り立ちしてできることが増えてようやくすべての業務に慣れました。そのため、これからは少し気持ちに余裕をもって自身が実践したいと考えている看護ができるように日々患者さんと向き合っていきたいと考えています。

新人助産師(入職2年目)
所属:十三市民病院 4階病棟

Q.助産師をめざしたきっかけを教えてください

A.母から自分の出産の話を聞いて、助産師という仕事を知りました。私の出産は長時間になり、母の気持ちが折れそうになったとき、助産師さんがそばで励ましの言葉をかけたり、腰をさすったりして付き添ってくれたと聞きました。無事に私を産めたのはその助産師さんのおかげだと教えてもらって、私もそんな仕事がしたいと思い助産師を目指しました。

Q.現在の仕事内容と、そのやりがいについて教えてください

A.出産を終えたお母さんと赤ちゃんのケア、授乳指導を行っています。出産直後は、おっぱいの分泌が少なく、育児手技がうまくいかなくて悩んでいるお母さんのお話を聞いたり、一緒に考えたりする中で、徐々に母親として自立し、退院の時、笑顔で「ありがとう」と言ってもらえたとき、うれしくて、とてもやりがいを感じます。

Q.当院で働く魅力について教えてください

A.十三市民病院を選んだ理由の一つに「BFH認定病院」というのがありました。自然なお産と、赤ちゃんとお母さんに入院中だけでなく、卒乳まで長く助産師として関わることができ、幅広い経験ができます。母乳育児を通して助産師としての力を身につけられる病院です。

Q.今後の目標を教えてください

A.いつも妊産婦さんとのコミュニケーションを大切にして、相手の思いに寄り添った、個別性のある看護が提供できる助産師になりたいです。

新人看護師(入職2年目)
所属:総合医療センター 手術室

Q.看護師をめざしたきっかけを教えてください

A.祖父を亡くした時に、発作を起こしたのを目前にし、何もできなかったのが悔しかった。祖父が救急車で搬送されたとき、その病院の看護師の方が、祖父への対応とともに、私たち家族に対しても気配りをしてくださったことが強く印象に残り、そんな看護師になりたいと思ったのがきっかけです。

Q.現在の仕事内容と、そのやりがいについて教えてください

A.現在手術室で、外回り・器械出しの業務を行っています。同じ術式でもその患者さん一人一人違った対応や手技が求められ、日々学習している状況です。勉強は大変ですが、手術の準備が確実にできたり、スムーズに器械を渡すことができるとやりがいを感じます。また、手術直前の不安を抱える患者さんへの声掛けや環境整備により、少しでも患者さんが安心できるよう配慮することを心掛けています。

Q.当院で働く魅力について教えてください

A.様々な診療科の手術を経験できることです。初めて担当する手術の際は先輩方がしっかりとサポートしてくださり、手術前日のオリエンテーションや手術終了後に助言を頂けるることができ、自分では気が付かないことに気付くことができます。また、研修も多く、手術以外の看護師として必要なことを多く学ぶことができます。他部署の同期ともかかわる機会が多くあるため、刺激を受けることができます。

Q.今後の目標を教えてください

A.ひとつひとつの仕事を丁寧に行い、患者さんがより安心して手術に臨んでもらえるような配慮のできる看護師になることが目標です。また、患者さんはもちろん、関わる全ての人から信頼される看護師になりたいと考えています。

ママさん看護師
所属:総合医療センター 診察受付1

Q.看護師をめざしたきっかけを教えてください

A.小さいころ曾祖母が入院した際、病院の廊下でひとり座っていました。少し心さみしい気分になっていたのですが、その時に、優しく温かい声をかけてくれた看護師がいました、その一言で、さみしい気持ちがなくなり笑顔になったのを覚えています。その後、進路を選択するときに、将来の職業として、頭に浮かんだのがその時の看護師です。私も、あんなふうに心に寄り添える看護師になりたいと思いました。

Q.現在の仕事内容と、そのやりがいについて教えてください

A.皮膚・排泄ケア認定看護師として活動しています。創傷管理・ストーマケア・排泄ケアを専門分野とし、院内の患者さんのケア相談や指導を行っています。また、外来ではストーマ専門外来でストーマ保有されている患者さんの継続的なケアサポートを行っています。様々な職種の方と連携を取って、患者さんに向かい合いケアしていくことで、症状が改善したり、患者さんの生活がより豊かなものになっていくことを体験すると、こちらも笑顔になります。

Q.当院で働く魅力について教えてください

A.様々な職種の方がいること、また、それぞれの分野においてスペシャリストが在籍していることは、心強いことです。他職種と連携し一丸となって、様々なライフステージにある患者さんの治療、ケアに臨めることが魅力だと思います。また、人間味あふれる当院で、看護師としてだけではなく、一人の人間としても成長できると思います。

Q.今後の目標を教えてください

A.より質の高い看護が行えるように、専門分野である皮膚・排泄ケア認定看護師としてのスキル向上を目指します。また、より心温まる看護が提供できる看護師を目指します。

Q.仕事と家庭の両立を考える看護学生に向けてメッセージをお願いします

A.院内にはたくさんのママさん看護師がいます。休憩時間には、家庭や子どもの話をしたり和やかな時間が流れます。仕事と家庭の両立は簡単ではありませんが、先輩方の話を聞いて励まされることも多くあります。わたしは、子どもが1歳になる前に復帰を考えていましたが、地域の保育園になかなか入れず、困っていました。しかし、地域の保育園の先生方がいつも笑顔で接してくださり、子どもも楽しく通っていました。また、子どもの体調変化にも十分気づかってくださるため、こちらも安心して預けることができ、仕事に集中することができました。お迎えの時にはめいっぱい子供を抱きしめてあげます。現在は、育児時間を取り入れて勤務時間を短縮して働いています。仕事と育児にメリハリをつけることで、充実した日々を送っています。

小児看護専門看護師
所属:総合医療センター 桜7病棟

Q.看護師をめざしたきっかけを教えてください

A.子どもの頃の入院体験を機に、看護師をめざすようになりました。

Q.専門看護師としての現在の仕事内容と、そのやりがいについて教えてください

A.病棟スタッフの一員として、患者さんやそのご家族が抱える複雑な問題に対して直接ケアを行っています。時には同僚からの相談を受けながら、他職種と協働し、患者さんやご家族がよりよい療養生活をおくれるよう働きかけています。その他に研究や教育に関する活動も行っています。患者さんやそのご家族が療養中であっても笑顔で過ごせるよう、お手伝いをさせていただけることにやりがいを感じます。

Q.当院で働く魅力について教えてください

A.当院で療養生活を送られる患者さんの背景は多岐にわたります。そのため、より専門性・個別性の高いケアや支援が必要とされます。様々な子どもやご家族に関わらせていただく中で、看護師として多くのことを学べる機会があることが当院の魅力の一つだと思います。

Q.今後の目標を教えてください

A.小児看護専門看護師として子どもに関係する多くの医療現場で役割を果たし、子どもやそのご家族が療養中もその人らしく笑顔で過ごせるようお手伝いしていくことが目標です。

摂食・嚥下障害看護認定看護師
所属:十三市民病院 6階病棟

Q.現在の仕事内容と、そのやりがいを教えてください

A.現在は、外科・泌尿器科・消化器内科の混合病棟に勤務しています。スタッフの一員として勤務する中、認定看護師としての活動として、口腔ケアや嚥下スクリーニングなどに取り組んでいます。当院では高齢患者さんも多く、嚥下機能の低下や誤嚥性肺炎により絶食を余儀なくされる事が多々あります。食事は、患者さんにとって楽しみやコミュニケーションの場であり、食べることは生きる気力につながると考えます。そのため、嚥下機能を評価し、適切な食事を選択することで、安全に食事摂取ができるよう取り組んでいます。嚥下機能をアセスメントする中で、看護者としていかに患者さんの意向を取り入れた援助ができるか、また自宅療養においても継続できるような食事の選択など、難しいこともありますが、その分やりがいを感じています。患者さんが安全に食事摂取ができ、「おいしい」と笑顔で話す時は、この仕事をやって良かったと実感します。

Q.当院で働く魅力を教えてください

A.当院では、患者さんの立場に立ち優しさと思いやりをもった看護を提供するという看護部理念に基づいて、スタッフそれぞれが明るく、やりがいをもって働いているのが魅力だと感じます。他職種との連携も図りやすく、チーム医療を推進しやすい環境です。また、研修制度も充実しており、スタッフの質向上やモチベーションの向上にもつながっていると実感しています。時には辛いこともありますが、支えてくれる仲間がたくさんいるおかげで、乗り越えられます。自分がやりたい看護を応援してくれる先輩や同僚と共に、日々明るく楽しく働くことができ、笑顔あふれるこの病院が私は大好きです。

Q.認定看護師をめざした理由、また取得にいたる経緯などあれば教えてください

A.自分自身が食べることが好きであり、食事介助に興味をもったことがきっかけです。患者さんが「おいしい」と笑顔で食事を食べる姿に、この仕事をやって良かったと感じていました。しかし、絶食を余儀なくされる患者さんの辛さを感じた時、「少しでも自分が役に立てることは何か、どうしたら安全に食べられるようになるのか」と模索し、たどり着いたのが摂食・嚥下障害看護認定看護師です。自分のこの思いを根拠に基づき、専門性をもって実践できる看護師になりたいと思い、取得を目指しました。

Q.今後の目標・ビジョンを教えてください

A.まだ認定看護師取得から日が浅いため、まずは嚥下障害をもつ患者さんとその家族に対し、研修で学んだ水準の高い看護実践を行っていきたいと思います。そしてスタッフの役割モデルとなり、研修や学習会を通して、知識の共有や相談にのっていけるよう自己研鑽していくことが自己の責務だと思っています。活動を広げる中で、他職種との連携を密に図り、患者さんを取り巻くすべてのスタッフが「安全でおいしく食事を摂る」という一つの目標に取り組んでいけるようにしていくことが今後の課題です。そして、誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんが一人でも減らせるよう、自宅療養に向けての指導や地域医療との連携を図っていくことが今後の目標です。

特定行為看護師
所属:総合医療センター HCU主査

Q.特定行為看護師としての現在の仕事内容と、そのやりがいについて教えてください

A.現在は集中治療領域で人工呼吸器が装着されている患者さんの状態に合わせて、呼吸器の調整を行ったり、持続鎮静・鎮痛剤の投与量の変更、動脈ラインの確保を行うなど、今まで医師が行っていた行為を行っています。医師の包括指示のもと、自分の判断において介入した患者さんの治療がスムーズに進み、良い方向に向かうことにやりがいを感じています。

Q.当院で働く魅力を教えてください

A.当院には58の診療科があり、診療科の枠を超えた領域・臓器別センター、多数の診療支援部門、各種専門外来を有しています。それぞれに特色を持ちながら最優先医療を導入し、質の高い安全な医療を提供しています。そのような中、様々な医療従事者が高い専門性を発揮しながら、互いに連携して個々の患者にあったサポートができるチーム医療が充実しているところだと思います。

Q.特定行為看護師をめざした理由、また取得にいたる経緯などあれば教えてください

A.私は、院内急変対応チームと呼吸ケアサポートチームに所属しており、院内をラウンドしています。患者さんの状態が急変し早期介入が必要な時でも、医療行為は医師に依頼をしなければなりませんでした。そのため、タイムリーな介入ができないことも少なくありませんでした。この特定行為看護師は医師の包括指示のもとに実践できるため、より充実したチーム医療をタイムリーに提供できるのではないかと考え目指しました。

Q.今後の目標を教えてください

A.特定行為看護師として、医学・看護両方の視点を武器にチーム医療の充実を図り、入院患者さんの異常の早期発見と早期介入を行い、一日でも早い病状の回復のために尽力していきたいと考えています。